CentOS 6.5 コンソール色の変更
CentOS でコンソールを利用すると、ディレクトリやファイルが、カラー表示されます。
ターミナルソフトを利用すると、別に気になりませんが、直接コンソールから操作すると、ディレクトリ表示の青色が濃すぎて、背景の黒に吸い込まれ見づらい時があります。
そこで色を変更しました。
コンソールの色の設定は、/etc/DIR_COLORS に定義してありました。この定義を変更することで、コンソールで表示される色を変更することが出来ます。
手順は以下
1 /etc/DIR_COLORS を vi で開く
$ vi /etc/DIR_COLORS
2 ディレクトリ表示色を変更したかったので、DIR で検索
DIR 01;34 # directory
上記行がヒットした。
書式は、 DIR [属性];[色] のようだ
属性と、色の設定情報は、コメントに記載があり、そこを参考に設定を行う。
ちなみに、私の環境では以下の記述があった。
# Attribute codes:
# 00=none 01=bold 04=underscore 05=blink 07=reverse 08=concealed
# Text color codes:
# 30=black 31=red 32=green 33=yellow 34=blue 35=magenta 36=cyan 37=white
# Background color codes:
# 40=black 41=red 42=green 43=yellow 44=blue 45=magenta 46=cyan 47=white
DIR 01;34 の設定がしてあるので、属性が太字、文字色は青の指定ということになる。
3 好みの色に変更
私は、DIR 04;37 に変更した、下線付きの白表示
4 変更内容を反映
$ eval `dircolors /etc/DIR_COLORS -b`
5 結果は・・・
コンソールからはアンダーライン表示せず、テキストがシアン表示となった。
ただし、ターミナルソフトから表示すると、目的通り、アンダーラインが表示され、テキストが白色表示された。
まあ、青色表示よりは、見やすいのでこれで行きます。